ギルの物語? 第22話?
ギルの物語 第22話
『いつもフォースオブウィルを応援してくれてありがとう。 ギルが急に物語に出られなくなった。 彼がいつまたみんなの前に姿を見せることができるようになるのか、私にもわからない。 そこで、今回は私と時還の魔女との最後の戦いを見てもらうことにした。じっくり見て欲しい』
『戦いの最中におしゃべりとは余裕ね零夜。実は私は適切なタイミングで七曜の占星術師 ローライトをプレイすると死ぬのよ?』
『ちぃと静かにしてくれんか?』
ローライトが作ったわずかな隙を零夜は逃さなかった。
『哭け、十六夜月下』
零夜の剣が風の慟哭と共に煌めくと時還の魔女へと突き刺さる。時還の魔女が霧散すると辺りは光に包まれた。
光が弱まると、時還の魔女がいた所に二足歩行の兎が立っていた。傍にはフィースシングとかぐやの姿もある
『しかし皆、馬鹿げたことを考える。 お蔭で私は天手古舞いだ』
『あなたは?それに、彼らはどこに?』
『私の名前はアトム=シークハルト。安心したまえ、彼らには相応しいエンディングを用意しておいた。』
アトムはそう言うと、いくつかのヴィジョンを見せてきた。街で平和に暮ら七王達、人形劇を楽しむ子供達、多くの種族が暮らす城下町…
『見届けたかい?それじゃ、行こうか』
『何処へ行くっていうの?』
『神々が作りし箱庭“新生ヴァルハラ”へさ。』
to be continued…